医学部再受験の隠れ家

長年の受験勉強の末、30代前半で地方中堅国公立医学部に合格しました。

合格した年の共通テストの点数

お疲れ様です。

今回は6年以上かけて再受験で地方国公立医学部に合格した僕が、合格した年に受けた共通テストの点数とその所感についてお話します。

 

まず早速ですが、実際の点数を公開します。共通テストの成績開示はしなかったのですが、二次試験の開示時にその得点も記入されていたので正確な点数になります。また理科と公民については得点調整後の点になります。()内は目標点で、例年のセンター試験の難易度を基準にしています。準備としてはそこそこ順調だったと思います。

 

倫理 97(90)

国語 136(160)

英語
R 88(95)
L 80(80)

数学 
ⅠA 86(90) 
ⅡB 87(90)

物理 94(95)

化学 82(90)

合計 754,8(790)/900 (英語は受験した大学の傾斜に換算) 

得点率 83,9%

 

初めての共通テストだったので、受験直後はこれがいいのか悪いのかよくわかりませんでした。

 

国語の古文が時間をかけたのに19点だったことに加え、数学ⅡBの選択問題を途中で変えたりして少し時間が足りなかったことが残念でしたが、倫理のおかげで何とか勝負できる点数で耐えたかな、といったところです。

 

主に国語が原因で医学部受験生としては低い点数ではありますが、二次では英数理の勝負になりますので気持ちを切り替えることは出来ました。

 

 

よく医学部ではセンターや共通テストで9割必要あるいは9割目指せという話を聞きますし、実際に私もそう思います。しかし安定して満点近くを取れるほどの得意科目があるわけでは無く、且つ私の国語のように圧倒的苦手科目がある場合には結構難しいのが現実だと思います。

 

ですが各予備校が出しているボーダー付近が取れれば実際は二次試験での挽回も十分に可能ですし、実際に大学の友人でもこれより低い点数だった人は何人かいました。自分の得意不得意がハッキリしている場合は、それに合わせて戦略を練るのも一つの手だと思います。

 

とはいえ二次試験がよほど得意という訳でなければ、やはりボーダー付近の得点は最低でも無いと直前のメンタルも含め厳しい戦いになることは間違いありません。勿論受験する大学によって大きく異なりますが、今年度のレベルであれば最低でも780点くらいは目標にしたほうがいいと思います。共通テストは人によっては軽く見られるかもしれませんが、油断せずしっかりと対策し、出来るだけ高得点を目指しましょう。