面接対策でやったこと
前回までで僕が実際に使った参考書の紹介は終わりましたが、今回は面接対策で僕が実際にやったことについてお話していきます。
現役生や普通の浪人生ではそこまでかもしれませんが、再受験生にとっては少し気になるテーマです。というか現実的に考えれば再受験生は面接点でハンデが少ない大学を考えると思いますし、少しどころでは無いかもしれません。
勿論僕も再受験に不寛容と言われる所は避け、面接点も考慮した上で志望校を選びました。
まず各大学の面接の内容の確認や一般的な対策として、以下の本を参照しました。私の受けた大学の面接では医学的な内容な聞かれない傾向にあったので、そういった部分はこの本に書いていることをさらっと流し読みした程度で終わりました。
ここからはその他の対策です。
私は受験中に30を超えました。加えて過去に正社員歴もなく、受験が長引いてしまったこともあり履歴書はボロボロでした。また過去に面接で大量失点した経験もあったので(この時は準備不足というのもありました)、合格した年は徹底的に対策しました。面接は就活と捉え、むしろ面接点で稼ぐんだくらいの意気込みで臨みました。
以下に具体的にやったことを列挙します。当たり前のことも多くあると思いますが、勉強で忙しい受験生にはなかなか手が回らない所もあるかもしれません。
①身だしなみを整える(社会人として当り前のことは外さない)
・頭髪は清潔感を重視し短めに。場合によっては適度にワックスも。
・ここ数年で体型が少し変化したため、スーツや靴を新調
・ハンカチやネクタイも常識的なものを用意
・眉毛も整え、髭のそり残しにも注意
②話す内容を徹底的に推敲。以下のことはこれで落ちたら仕方ない、くらいに準備しました。
・志望動機(特に重要)
・なぜその大学か(特に重要)
・卒業後の進路
・受験が長引いた理由
・アドミッションポリシーと自分の特性
・これまでのキャリアや課外活動の経験と、それが今後どう生きるか
・その都道府県が医療に対して抱える課題とその対策
・自分を合格させることのメリット(個人的には重要)
・自己アピール
・その他尊敬する人、読んだ本、気になるニュース、学生になったらしたいこと、なぜ看護では無いのか、といった定番の質問への回答とそれが医学にどう関わっているか
③発言中のしぐさや挨拶、立ち振る舞いなどの所作
・相手の目をみてしっかりと話す。
・変な手グセ等があれば直す。
・会話のキャッチボールを意識
・質問に対しては自分の言葉に情熱を加えて返答する。
・時間を指定された場合はそれを超えすぎないように気を付ける。
ざっくりと言えばこれくらいです。また②の志望動機などの構成については以下の動画が参考なりました。
面接は各大学でチェックポイントのようなものはあるかと思いますが、正直なところ面接官の当たり等の運も要素も大きいと感じます。僕も入学後の周りの話を聞くと、受かった年は面接官に恵まれたなという気がしました。ただこれに関してはコントロール出来ないところなので、あまり頭を悩ませず、淡々と自分に出来る準備に集中したほうがいいと思います。
圧倒的な学力があったり特定の大学に強い希望がある場合を除いて、再受験生に関しては基本的には寛容と呼ばれているところを目指すのが一般的だと思います。その場合でも履歴書に不安があったり、段階的に点数が与えられる大学を受験する場合には、面接も一つの科目として捉えて出来る限りの準備をしほうが無難かなと感じます。
面接に関しては以上になります。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。