医学部再受験の隠れ家

長年の受験勉強の末、30代前半で地方中堅国公立医学部に合格しました。

英語で使った参考書

僕が受験時代に英語で使った参考書を紹介します。中には個人的にオススメできないものも含まれているかもしれませんが、推薦参考書はまた別の機会に譲るとして、ここでは実際に使ったものについて紹介します。

 

まず前提として、僕は再受験する前にMarch関関同立レベルの文系を卒業しています。ですが英語は非常に苦手な科目で、かなり勉強していたのですが現役時は全統記述で偏差値50いくかどうかといったレベルだったかと思います。その後浪人してセンター模試が170点くらいに安定しました。
私文大学時代もTOEICなどで英語を勉強する機会があったのですが、結局600点くらいにしかなりませんでした。
再受験時はセンター模試で140~170くらいからのスタートだったと思います。内訳は文法と発音で-10~-30点、読解で-20~-30点くらいです。

 

英語に関しては特に参考書というよりもその使い方が重要で、才能や習慣や環境、そもそも英語に対する意識の持ち方などによっても結構個人差が出ます。
したがってここでは理系科目と比べてあっさりした紹介でいきたいと思います。参考書マニアレベルで大量に購入しましたので、実際にしっかりと使用したもの限定で書いていきたいと思います(笑)。


というか英語はあまりに苦手で結局今でも克服できていないので偉そうなことはいえません^^;

 

 

 

まずは単語帳です。

シス単を使いました。正直覚えられるならターゲットでもなんでもいいと思います。ただ速読英単語といったものもあり、文章で覚えるやり方とどっちがいいかは自分の経験や好みで決めるといいと思います。

 

単語帳は基本的にはこれ一冊をずっと使っていました。

 

速読英単語、速読英単語上級編、英検準一級英単語、鉄壁なども購入しました。速単シリーズは文章を何度か読み、また単語をしっかりイメージするのに鉄壁を少し眺めてたました。

 

 

熟語も一応はやりました。

ただこれらはあまり覚えられませんでした……

 

 

 

次に文法です。特にセンター対策として使用しました。

また最終的に熟語もこれに出てくるものをメインにやりました。

特に文法、語法を擦り切れるほどやりました。記憶力が悪く苦労しましたが、語法をやったらセンターの文法問題の得点が安定しました。

 

 

 

お次は解釈です。色々と購入しましたが、やりこんだのは主に次の2冊です。

特に基本はここだ!は結構お世話になりました。ただ取り組んだ時期は記述偏差値60~65くらいになってからということは明記しておきます。

 

 

ポレポレはやっていて劇的な変化があったわけではありませんでしたが、難しめの文章が少し読みやすくなった実感がありました。

 

 

 

長文問題集

僕は習慣に出来ませんでしたが、やはり英語は毎日読むことが大事です。300の方をやったら少しだけ英語を読むのに抵抗がなくなったような気がします。
これ以外にも長文問題集は使いましたし、他にも速単上級やリンがメタリカなどもちょいちょい読んでいました。

 

 

センター、共通テスト対策には以下を使用しました。

正直センターで得点したかったので、各予備校が出してるセンター型の問題集は毎年買い替えて必ず解いていました。主に上記三社のものを使いました。

 

 

 

その他読解系 

ラスト一年(半年)はこれと上記の共通テスト用の実践問題集のみを使いました(英作文は除く)。リスニングもこれくらいしかやっていません。

前から英語を理解していく、いわゆるスラッシュリーディングの練習用に使用しました。このver4までは本文にスラッシュがついているのですが、最新版ではスラッシュが無くなってしまったのでこちらを使用しました。これを使ってスラッシュリーディングを2か月くらい毎日矯正していたらハッキリ読み方が変わり、前から英語を読む癖がつきました。

 

 

 

英作文

自由英作文の方は名著だと思います。和文英訳は2周くらいしましたが苦手なこともあり、あまり身に付きはしませんでした。内容はいいと思います。

 

 

 

 

あとは過去問です。

※僕は慶應義塾大学は目指していませんでした。

 

理系科目と同様、過去問やりこみで得点力は結構変わってきます。しっかり研究することをお勧めします。

 

 

 

 

以上でだいたいすべてになります。

 

上記以外にも色々手を出したのですがスコア上昇も実感もなく、勉強しては読めなくて落ち込むということを繰り返していました。

あまりに才能が無かったのか、正直言ってこの受験勉強生活で実力が向上した実感が全くありませんでした。

最終的にセンターや共通テストはいつも時間ギリギリか少し足りないくらいで、最後の一年でスラッシュリーディングを身に付けましたが(これ自体はとても良かったです)、得点に反映はあまりされませんでした。
最終的に比較的簡単だった年で185、低い時は150、平均では170いくかどうかくらいだったと思います。
浪人して私文に入学した年のセンターが180(筆記)で、時間も5分くらい余った記憶があるので、むしろ少し低下していたかもしれません。
受かった年は共通テストがR:88  L:80、二次の得点は周りと比較して多分合格者平均よりやや下くらいだったと思います。

 

あくまで僕個人としての感想なのですが、単語帳の反復による語彙力増加と、直前期の危機感を持った過去問の分析ややり込み、センター模試問題集の演習が一番点数には反映されたのかなと思います。

 

そうはいっても出来ないなりに共通テストで9割近く取れているので、一応今後このブログでも英語が苦手な受験生に参考になるような記事を書いていきたいと思います。